このこのごはんを愛犬に与えてみたいけど初めて使う場合などは「どのくらいの量をあげたらいいのか」が分からないですよね。
かといって「まぁ、いいかな」と前のドッグフードと同じ量を与えたりするのもよくありません。
犬は1日に必要なエネルギーが体重や年齢、状態ごとによってそれぞれ違います。
本来必要な量よりも過剰に与えてしまうと、肥満や病気の原因になる事もあるので注意が必要です。
この記事では「このこのごはんをあげる量が分からない!」という方の為に、ライフステージ毎に違う活動量も考慮した適正な給餌量を解説していきたいと思います。
Contents
このこのごはんの給餌量の目安

このこのごはんはメーカーが体重ごとの給餌量を公表しています。
それを一覧表にしましたので一緒に見ていきましょう。
年齢 | 1〜3kg | 4〜6kg | 7〜9Kg |
生後〜4ヶ月 | 61〜140g | 173〜235g | 263〜318g |
生後4〜9ヶ月 | 51〜116g | 144〜196g | 219〜265g |
生後9〜12ヶ月 | 41〜93g | 115〜156g | 176〜212g |
成犬1〜2歳 | 38〜86g | 107〜145g | 167〜197g |
成犬3〜6歳 | 32〜73g | 91〜123g | 138〜167g |
成犬7歳〜 | 28〜63g | 78〜106g | 119〜144g |
この表の給餌量は、メーカーホームページに公開されている「このこのごはん」のカロリーから計算された基準値です。
このこのごはんの代謝エネルギーは343kcal/100gとなっています。
このこのごはんのカロリーについてはコチラの記事で詳しく解説しています。
↓ ↓ ↓
体重を3㎏単位でグループ分けして、月齢・年齢ごとの給餌量が示してありますので、このこのごはんを与える時の目安量として活用することができます。
とはいえ、これでは漠然としていてイマイチ適正な量が分かりませんよね。
そこで次に、ライフステージ毎の詳細な給餌量を解説します!
【ライフステージ別】このこのごはんの正しい給餌量

このこのごはんの給餌量をもっと詳細に解説するために、犬のライフステージ別に体重を1kg単位に分けた給餌量を一覧表にしました。
【新生時】6〜12週の正しい給餌量
体重 | 給餌量 |
1kg | 73g |
2kg | 146g |
3Kg | 219g |
4kg | 291g |
5kg | 364g |
6kg | 437g |
犬は生後6週を過ぎると、成長のスピードが著しくなります。
筋肉や消化器官などが発達したり、乳歯から永久歯に生え変わったり、成犬の被毛に変わっていくなど成長が著しい大切な時期になります。
この様な理由から、子犬の急激な成長の為にこの時期の給餌量は非常に多くなっていることがわかります。
【成長期】離乳〜12ヶ月の正しい給餌量
体重 |
離乳~4ヶ月齢 成犬時体重の50%まで |
4~9ヶ月齢 成犬時体重の50~80%まで |
9~12ヶ月齢 成犬時体重の80~100%まで |
1㎏ | 61g | 51g | 41g |
2㎏ | 103g | 86g | 69g |
3㎏ | 140g | 116g | 93g |
4㎏ | 173g | 144g | 115g |
5㎏ | 205g | 171g | 136g |
6㎏ | 235g | 196g | 156g |
7㎏ | 263g | 219g | 176g |
8㎏ | 291g | 243g | 194g |
9㎏ | 318g | 265g | 212g |
10㎏ | 344g | 287g | 229g |
11㎏ | 370g | 308g | 246g |
12㎏ | 395g | 329g | 263g |
上の一覧表を見て頂きたいのですが、犬の成長に合わせた適正な給餌量が分かるようになっています。
この時期のポイントは、ライフステージが進むにつれて、このこのごはんの給餌量が減っていく事です。
体が大きくなるにつれて、食べる量がどんどん減っていくのです。
【成犬期】1歳〜7歳の正しい給餌量
体重 |
1~2歳 |
3~6歳 |
7歳以上 |
1㎏ | 38g | 32g | 28g |
2㎏ | 64g | 54g | 47g |
3㎏ | 86g | 73g | 63g |
4㎏ | 107g | 91g | 78g |
5㎏ | 127g | 107g | 93g |
6㎏ | 145g | 123g | 106g |
7㎏ | 163g | 138g | 119g |
8㎏ | 180g | 152g | 132g |
9㎏ | 197g | 167g | 144g |
10㎏ | 213g | 180g | 156g |
11㎏ | 229g | 194g | 167g |
12㎏ | 244g | 207g | 179g |
人間と同じように、犬も年齢を重ねると代謝が落ちて太りやすくなったり、運動量が少なくなるためそれに併せて必要なエネルギー量も低下します。
そのため歳を重ねたシニア犬は、若い成犬に比べてドッグフードの給餌量が少なくなっていきます。
犬のライフステージで一番エネルギーが必要な離乳期と比べると、半分程度の給餌量で十分暮らしていく事ができます。
【成犬期】活動量別の正しい給餌量
体重 |
低活動 |
適度な活動量 |
肥満傾向 |
1㎏ | 28g | 32g | 26g |
2㎏ | 47g | 54g | 44g |
3㎏ | 63g | 73g | 60g |
4㎏ | 78g | 91g | 24g |
5㎏ | 93g | 107g | 88g |
6㎏ | 106g | 123g | 101g |
7㎏ | 119g | 138g | 113g |
8㎏ | 132g | 152g | 125g |
9㎏ | 144g | 167g | 136g |
10㎏ | 156g | 180g | 147g |
11㎏ | 167g | 194g | 158g |
12㎏ | 179g | 207g | 169g |
ドッグフードの量は犬の活動量によっても調整する必要があります。
活動量が少ない犬に通常の量のドッグフードを与えると栄養過多になってしまいます。
肥満傾向の犬には摂取カロリーを抑えるために給餌量は少なめにしましょう。
また、シニア期に入った犬でも活発に運動する子もいますので、その場合は通常のシニアの量よりも少し増やして与えるなど調整してあげて下さい。
このこのごはんの給餌量を自動で計算する方法

このこのごはんの給餌量を自動で割り出すことができる便利な方法を紹介します。
やり方は簡単でこのこのごはんの給餌量計算フォームにアクセスして、たった2ステップで愛犬の条件に合ったこのこのごはんの給餌量が分かります。
step
1ライフステージと体重を入力する
step
2「給餌量を計算する」ボタンを押す
1日に必要な給餌量と併せて、1ヶ月に必要なこのこのごはんの量もわかるので非常に便利な機能ですね。

すごく親切なメーカーさんだね。
このこのごはんを子犬に与える時の注意点

ここからは、このこのごはんを与える時に知っておきたいポイントをお伝えしておきます。
成長期の子犬には1日3~4回に分けて与える
子犬の間は消化器官が未発達なため、1度に多くのドッグフードを与えると体の負担になってしまいます。
生後1歳くらいまでの間は1日の給餌量も多いため、一気に与えすに3~4回に分けて与える事で体の負担を減らしてスムーズな成長を促す事につながります。
月齢が進むにつれて与える回数を4回→3回→2回と減らしていくと良いでしょう。
開封後は早めに食べきる
このこのごはんのパッケージに記載されてる賞味期限は未開封時のものです。
一度開封してしまえば長期間保存することができません。
その理由は食品は空気に触れると酸化などにより品質が劣化するからです。
このこのごはんには犬の健康の観点から、防腐剤や酸化防止剤などの添加物を使っていません。
その為、開封後はできるだけ1ヶ月以内に食べ切るようにしてください。
まとめ

このこのごはんを与えるときの給餌量についてお伝えしてきました。
例えば年齢が1〜2歳て体重3kg成犬の場合、1日の給餌量は86gになります。
これを朝晩の2回に分けて与える事になりますが、犬の活動量やによって与える量を調整してください。
ぜひ、この記事で解説した給餌量の一覧表か、メーカーサイトで自動計算して愛犬に合う量を与えて下さい。