小型犬専用のペットフードとして人気の「このこのごはん」は、子犬でも食べやすい様に程よい固さで作られていて、他のドッグフードと比べても決して固くはありません。
このこのごはんの様な噛み砕きやすいドッグフードでも、子犬や噛む力が弱くなった高齢のシニア犬にとっては固く感じる場合があります。
その場合はこのこのごはんをふやかしてあげる必要があります。
この後紹介する正しい方法でふやかせば、ドッグフードの栄養素をロスすることなく与える事ができますのでチェックしてみて下さい。
この記事では「このこのごはん」を愛犬に合った固さに調整して与える為のおすすめのふやかし方について解説していきたいと思います。
Contents
このこのごはんの粒の大きさや固さは最小クラス

このこのごはんの粒の大きさは国内最小クラスの直径約7~8㎜、厚さ2㎜程度の小粒タイプですので、口の小さな小型犬がもっとも食べやすい大きさになっています。
粒の大きさが均一ではない理由は、このこのごはんは品質や安全性を考慮して添加物である「凝固剤」が使われていないため、大きさにバラつきがあるのです。
この「大きさのバラつき」や「いびつな形状」こそ、犬の健康を考えて作られている証拠なのです。

小型犬に丁度いい大きさだね!
そして固さについてですが、一般的なドッグフードと比較しても「このこのごはん」は軽い力でも噛み砕きやすくなっています。
この辺りはさすがに小型犬に特化して作られているだけの事があって「このこのごはん」が優れているところの一つです。
それでも、離乳したての幼犬や噛む力が弱くなった高齢のシニア犬にとってはなかなか噛み砕きにくかったり、飲み込みにくいという場合もあるかもしれません。
その時にはドッグフードをやわらかくふやかしてから与える必要がありますので、その方法を解説したいと思います。
正しい方法でふやかせば栄養素をロスせずに与える事ができます。
このこのごはんをふやかす方法と注意ポイント

それでは「このこのごはん」をふやかす正しい手順から解説したいと思います。
このこのごはんのふやかし方
step
130~40℃のお湯を用意しておく
step
2このこのごはんが入ったお皿にフードが浸る程度のお湯を入れる
step
35~10分で指先で固さを確認して完成
ふやかす時間は使用している容器の素材によってお湯の保温時間に差があるため、初めは5分程度でチェックしてみましょう。
指先で抑えて軽い力でつぶれる様になればOKです。
このこのごはんをふやかす時の注意点
このこのごはんをやわらかくする為にふやかす時に注意するべき事があります。
それはお湯は熱湯を使用せずに人肌程度のぬるま湯を使うという事です。
確かに熱湯を使えば短時間でふやかす事ができますが、これにはデメリットがあり、熱湯によって熱に弱いビタミン類などの栄養成分が壊れる可能性があります。
また、熱湯を使うと犬がやけどをする恐れもあるため、必ずぬるま湯を使用する様にしましょう。
水でレンジを使ってふやかす場合も、あたための時間を20秒程度に設定してお湯が熱くなりすぎないように注意が必要です。
また、ふやかしたドッグフードの容器に残ったお湯には「このこのごはん」の栄養成分が溶け出しているため、犬がお湯も飲み干せるように与えて下さい。
ドライフードへの切り替え時期
離乳したての子犬も、成長するにつれて噛む力が強くなり次第に消化器官も発達していきます。
生後4ヶ月をすぎたら少しずつふやかす時間を短くしたり、お湯の量を少なくするなどしてフードを固めに調整する段階に入ります。
慌てる事はありませんが、徐々に固さをドライフードに近づけていって自然に慣れさせてあげましょう。
犬によって早い段階からカリカリのドライフードを好む子もいれば、生後5ヶ月頃までやわらかめを好む子もいますので愛犬の好みに合わせて切り替えのタイミングを決めて下さい。
このこのごはんの栄養成分表示
成分 | 分析値 |
---|---|
水分 | 10%以下 |
タンパク質 | 21.3%以上 |
脂質 | 8.2%以上 |
粗繊維 | 0.9%以下 |
灰分(かいぶん) | 6.7%以下 |
このこのごはんは犬に必要なタンパク質を21.3%以上と、高い比率で配合されているのに脂質が抑えられています。
犬の成長段階に応じた量の「このこのごはん」と「水」だけで、健康を維持する事ができる栄養バランスを配合された総合栄養食品となっているので安心して与える事ができるでしょう。
まとめ

このこのごはんは直径7~8㎜、厚さ2㎜程の小粒の小型犬専用に作られたドッグフードです。
離乳して間もない噛む力が弱く口が小さな子犬でも食べやすい大きさと固さとなっています。
どうしても噛みにくかったり、吞み込めない時には人肌程度のぬるま湯で10分程度ふやかしてから与えてあげると犬が食べやすくなります。
熱湯は犬のやけどのリスクや、このこのごはんの栄養成分が壊れてしまう事になるので注意が必要です。
これらの方法で固さを調整して与えてあげる事で、噛む力が衰えた高齢のシニア犬でも食べやすくなるのでぜひ試してみて下さい。
