高品質で食いつきがいいモグワンドッグフードですが、それでも愛犬の中には食べなかったり食べ残したりという事があります。
愛犬がモグワンを食べないのは犬なりの理由があるものです。
無理やり食べさそうとせずに、自然と食べられるようにしてあげたいてすよね。
今回は、愛犬がモグワンを食べない理由と対策についてお伝えしたいと思います。
「どうして食べないの?」「どうすれば食べてくれるの?」とお悩みの飼い主さんはせひご覧になってください。
モグワンを食べない、食べ残す3つの理由
犬の食欲をそそる素材の香りなどで食いつきがいいはずのモグワンも、犬によっては全く食べようとしなかったり、食べ始めたかと思うと食べるのを止めたりする事があります。
愛犬にモグワンを与えても食べない理由は3つの大きな理由が考えられます。
- 警戒している
- 粒の大きさや形、食感の違い
- 素材のニオイや風味が苦手
それぞれの原因と対策についていっしょに見ていきましょう。
モグワンを食べない理由①警戒している
これまで食べていたドッグフードから急にモグワンに切り替えた場合、犬によっては全く食べない事があります。
これはモグワンの香りがイヤなのではなく、本能的な警戒心が働いているから食べないと考えられます。
今までずっと食べていたドッグフードの味に慣れると、全くニオイの違うドッグフードを目の前に出されると犬も戸惑ってしまうのでしょう。
犬の嗅覚は人間の数千倍から一億倍とも言われており、ごく僅かな臭いの違いでも感じ取る事ができます。
そのためドッグフードのニオイが変わると警戒してしまう事があるのも納得できますよね。
犬にとっても人間と同じで、食べ慣れたものが一番安心できるのです。
それでは愛犬の警戒心を解きながらドッグフードを与える方法があるので紹介します。
警戒心が原因でモグワンを食べない時の対処方法
新しいドッグフードに警戒して食べようとしない場合は、今まで食べていたドッグフードから少しずつモグワンに切り替えていく事で自然と食べる様になります。
10日ほどかけて少しずつ切り替えていくので、その方法をこれから解説しますね。
1日目から切り替えが完了する10目までの間、少しずつ今まで食べていたドッグフードからモグワンの割合を増やしていく方法です。
これによって、できるだけ犬に不安感じさせずに切り替えていく事ができますので、あせらずにじっくりと10日くらいかけてやれば自然に慣れていきます。
モグワンへの切り替えサイクル
【1日目】今までのドッグフード9割とモグワン1割をブレンド
ほぼモグワンの味はしないので違和感なくたべられるはずだよ。
【2日目】今までのドッグフード8割とモグワン2割をブレンド
【3日目】今までのドッグフード7割とモグワン3割をブレンド
【4日目】今までのドッグフード6割とモグワン4割をブレンド
【5日目】今までのドッグフード5割とモグワン5割をブレンド
ここで半分ずつだね。
【6日目】今までのドッグフード4割とモグワン6割をブレンド
【7日目】今までのドッグフード3割とモグワン7割をブレンド
【8日目】今までのドッグフード2割とモグワン8割をブレンド
【9日目】今までのドッグフード1割とモグワン9割をブレンド
【10日目】モグワンだけを与える
切り替えできたよ!
ここでは切り替えの期間は10日としましたが、犬によって警戒の強さは違うと思います。
警戒心の強い子には2週間以上かけてもいいので、愛犬に合ったサイクルで切り替えてあげて下さい。
切り替える時に注意してほしい事は2つあります。
まず1つ目が、今までのドッグフードとモグワンをブレンドする時に、容器内で分離せずにごちゃまぜにするという事です。
同じ容器でも2種類のドッグフードを分離して与えると、上手く切り替えられない原因になります。
ブレンドする事で犬の違和感を少なくする事ができるので必ず混ぜ合わせてから与えて下さい。
2つ目が、今までのドッグフードとモグワンではカロリーが違うため、そもそも1日に与えるべきドッグフード量が違うはずです。
1日の給餌量は犬の体重や状態によって違うので、例をあげて解説します。
例として体重5㎏の去勢・避妊をしていない成犬の場合、1日に与えるモグワンの量は103gです。
これに対して、今まで食べていたドッグフードの1日の給餌量が90gだとした場合で計算してみましょう。
今までのドッグフード81g(90g×90%)とモグワン10.3g(103×10%)をブレンドして与える事になりますが、混合比率は先程解説した通り1日毎に変わっていき、10日で切り替えか終わる基本パターンで一覧表にしました。
今までのドッグフード | モグワン | |
1日目 | 81g | 10.3g |
2日目 | 72g | 20.6g |
3日目 | 63g | 30.9g |
4日目 | 54g | 41.2g |
5日目 | 45g | 51.5g |
6日目 | 36g | 61.8g |
7日目 | 27g | 72.1g |
8日目 | 18g | 82.4g |
9日目 | 9g | 92.7g |
10日目 | 0 | 103g |
モグワンを食べない理由②粒の大きさや形、食感の違い
今まで食べていたドッグフードとモグワンの粒の大きさや形、触感が違う場合など「犬が食べにくい」と感じると食いつきが悪くなったり、食べかけて食べるのをやめたりする事があります。
特に口が小さい小型犬や成長しきっていない子犬、あごの力や歯が弱ったシニア犬ではドライフードを上手く噛み砕けない時に食べるのをやめてしまったりもします。
モグワンは噛み砕きやすいドーナツ形状の1㎝弱の粒で、「94%の犬が完食した」というメーカーのアンケートが裏付けている様に、子犬からシニア犬まで食べやすいドッグフードです。
それでも犬によっては食べ辛い場合もあるので、そんな時の対処方法を紹介します。
粒の大きさや形が原因でモグワンを食べない時の対処方法
モグワンの粒の大きさや硬さが口に合わなかったり、上手く噛み砕けなくて食べない時には、モグワンを少しふやかして柔らかくしてから与えると食べやすくなります。
このとき、熱すぎないお湯を使う事がポイントです。
熱湯を使うとすぐにふやけますが、愛犬が火傷する恐れがある為絶対に使わないで下さい。
またモグワンの原材料に使われている良質なチキンには豊富なビタミンやミネラルが含まれていて、犬にとって大切な栄養素となっています。
ビタミンやミネラルは熱に弱く、加熱によって半減してしまいます。
モグワンの栄養素をしっかりと摂るためには人肌のお湯がおすすめだよ。
手を付けて温かいと感じる30〜40℃程度のぬるまを少量入れて5〜10分程度で柔らかくなってきます。
冬場などはお湯を入れたあと、ラップでフタをすればぬるいお湯でも冷めにくく短時間でふやけやすくなるので試してみて下さい。
ステンレス製とプラスティック製の容器ではお湯の保温効率が違うため、はじめは数分おきに硬さを確認しましょう。
お使いの容器に応じてふやかす時間を調整して、愛犬が食べられる硬さにしてあげてください。
小さな子犬で大きさが口に合わない時は、軽くスプーンなどで軽くすりつぶすと食べやすくなります。
人間の食べ物の料理でお肉や野菜から旨味が出るように、モグワンから出た栄養素がお湯に溶け出しています。
モグワンの栄養がたっぷりと詰まっているで、お湯も飲み干す様に与えて下さい。
はじめはモグワンを食べられなかった子犬も、成長するにつれて体や口が大きくなり、噛む力も強くなってくると、モグワンをそのまま与えられるようになります。
その時も一気に切り替えるのではなく、ふやかす時間を短くして少しづつ硬いドッグフードに慣れさせてあげましょう。
モグワンを食べない理由③素材のニオイや風味が苦手
今まで長い間食べていたドッグフードがあれば、犬はそのドッグフードの味やニオイ、風味に慣れてしまっているはずです。
そのドッグフードが香料などの人工添加物によって犬が好むニオイがつけられていた場合なとは、はじめはモグワンを食べない可能性があります。
犬の食欲は視覚よりも嗅覚によって刺激されます。
添加物によって人工的につけられたニオイに慣れ親しんでしまった犬は、そのニオイ=自分の食事だと思っています。
そんな環境で育ったきた犬にモグワンを与える時には、ちょっとした工夫が必要になります。
とは言うもののモグワンの原材料は、厳選されたチキンとサーモンが全体のおよそ56%を占めています。
チキンやサーモンに含まれる豊富な動物性タンパク質は、多く含まれている方が犬の嗜好性(しこうせい)か高くなり食いつきがよくなるとされています。
それではニオイが気になってモグワンを食べない時の対処方法をお伝えします。
ニオイが原因でモグワンを食べない時の対処方法
この場合に有効な対処方法は、モグワンにトッピングを付ける事です。
味付けしていない白米のごはんにふりかけや納豆が合うように、香料などの余計なものが入っていないモグワンはトッピングとの相性もバツグンなのです。
トッピングにおすすめなのは、鶏の胸肉など犬が好むものでカロリーを抑えることができる食材です。
モグワンには豊富な栄養素があり、犬に合わせた1日の給餌量を与える事で犬を健やかな成長をに導く事ができます。
そのためカロリーの高いトッピングをすると脂質を多く摂りすぎるため肥満の原因になってしまうので注意が必要です。
脂質が多く含まれている鶏の皮を取り除くなどカロリーを抑える工夫をしましょう。
鶏の胸肉の調理は茹でるとカロリーを抑える事ができるよ。
鶏胸肉のカロリー
皮なし 108kcal/100g
皮あり 191kcal/100g
トッピングする時はカロリーの摂り過ぎにならない様に、必要に応じてモグワンの量を少なくするなどして栄養過多にならないようにしましょう。
また、ニンニクや玉ねぎなどは犬の胃腸に大きな負担となる為、トッピングには使わないようにして下さい。
トッピング量は多くても20%以内にして、そのカロリー分のモグワンを減らすように調整します。
ここでは例として、皮なしの鶏胸肉を20%トッピングした時のモグワンの給餌量を一覧にしましたので参考にして下さい。
体重 | モグワンの1日の給餌量 | 1日の鶏胸肉のトッピング量 |
---|---|---|
1~4㎏ | 21~58g | 17~48g |
5~10㎏ | 69~116g | 57~97g |
11~15㎏ | 124~157g | 103~130g |
16~20㎏ | 164~194g | 137~162g |
21~25㎏ | 201~230g | 168~192g |
26~30㎏ | 236~264g | 198~220g |
31~35㎏ | 270~296g | 225~247g |
容量を測るときに誤差が許されないわけではなく、大幅に違わなければOKとみなして良いでしょう。
どうしてもモグワンを食べない時は
いろいろと手を尽くしても、それでもモグワンを食べない犬もいると思います。
そんな時は、「この子にはモグワンは合わなかったんだね」と切り替えて愛犬が食べられるドッグフードにする方が良いと思います。
モグワンは犬に必要な栄養素を詰め込んだフードなので、飼い主さんは愛犬のためにモグワンを用意して手を尽くされて残念に感じるかもしれません。
でも無理に食べさせようと続けると犬にとってはストレスに感じる場合もあるので、きっぱりとあきらめて愛犬の好みのドッグフードを探すようにしてあげましょう。
モグワンは食いつきの良さが人気のドッグフード
犬は雑食ですが祖先をはもともとは肉食の動物(オオカミ)という事もあり、動物性タンパク質の多い食べ物を好みます。
犬は「これを食べたい!」という食欲を刺激するのはドッグフードの色合いや見た目でなく、ニオイで決めていると考ええられています。
そして犬の食欲を刺激するのが肉や魚に含まれる動物性タンパク質のニオイでなのです。
モグワンは人間が食べられる新鮮な肉や魚、野菜を使っている高タンパクのドッグフードですので、素材のニオイが犬の嗜好性を高めてくれます。
モグワンは良質な新鮮なチキン生肉と乾燥チキン、サーモンをふんだんに使う事で動物性タンパク質をしっかり50%以上配合しています。
そのため香料などの人工添加物を一切つかっていないのに、食いつきがいいドッグフードなのです。
愛犬の健康を考えている飼い主さんには、とてもおすすめできるドッグフードてす。
まとめ
犬に必要な栄養価の高いモグワンを与えてもなかなか食べない理由と原因について解説してきました。
モグワンを食べない理由で多いのは次の3つです。
- 初めての餌に警戒している
- 粒の大きさや形、食感
- ニオイや風味が苦手
警戒している場合は少しずつ切り替えていき、粒の大きさや硬さが気になる子にはふやかしてあげる。
そしてニオイが苦手な子には、少量のトッピングを加えてあげれば嗜好性も高まります。
モグワンは犬の事を1番に考えて作られいるので、はじめは食べなかった犬でも慣れれば食いつきが変わってくると思います。