ペットにしたい動物でダントツの1位になっているのが、愛らしい表情やしぐさがかわいい犬です。
初めて犬を迎えると生活のリズムなどにも変化があり、楽しい気持ちにさせてくれる事が増えるものです。
しかし犬と暮らし始めると良い事ばかりではなく、軽い気持ちで飼い始めると後悔する場合もあります。
今回は「犬を飼いたい!」と思っている方に事前に知っておいてほしい「犬を飼うメリットとデメリット」を紹介していきたいと思います。
犬を飼うメリット
犬を飼うメリットは挙げればきりがないくらいありますが、その中でも多くの方が感じている事を挙げてみました。
癒される
犬を飼いだすと、犬のしぐさや表情ひとつで癒しを感じられる瞬間が必ずあります。
お仕事や外出から帰った時にしっぽをふって出迎えてくれるだけで、その日の疲れが吹き飛んでしまうのではないでしょうか。
忙しい毎日の生活に追われる多くの人にとって、犬はかけがえのない癒しの存在となるのではないでしょうか。
犬の可愛さに癒される🐶 pic.twitter.com/V6Dnbrgpx2
— ヴィヴィ (@vivigrbr) January 22, 2023
犬の散歩で軽い運動と気分転換ができる
今まで運動とは程遠い生活を過ごしてきた場合にも、犬の散歩に行く事でウォーキング程度の軽い運動ができます。
インドア派だった人がアウトドア派になるきっかけになる事もあります。
そして散歩は気分転換にもなり、意外にも思わぬひらめきがあるものです。
自然の風景を眺めて歩いていると、お仕事の案を思いついたり忘れていた大切な事を思い出したりする事もあります。
インドア派の私は家から出たくない
— mako (@mako23862612) May 25, 2022
一人ならずっと家にいる
旦那に誘われて愛犬と散歩
出てしまえば気分もいい!
犬の散歩してるおじさん、河原で紐なしだった。犬はその場に座り込み、おじさんは先へ進む。振り返って呼んでも来ない。ナゼかエアー紐手繰り寄せで、駆け寄る犬🤭
面白かったありがとう pic.twitter.com/pD3ohgOGeq
家族が増える
「犬を飼う」という事は「家族が増える」という事になります。
あなたにとって犬が家族という事は、犬から見てもあなたは家族になるのです。
家族になったからには人も犬も共に幸せにならなくてはいけませんので、犬の幸せを考えて飼育する事があなたの幸せにつながるのです。
ぜひ、犬との楽しい思い出をたくさん作りましょう。
おはようございます!
— ミツマメ (@mitsumame1029) January 26, 2023
今日はマメちゃんのお家記念日です💕
10年前家族になりました😊
マメのおかげで飼い主はこの10年幸せでした✨
これからもいっぱい楽しく過ごしていきたいです。
写真は家族になった頃のマメちゃんです💕#犬 #トイプードル#犬好きさんと繋がりたい#お家記念日 pic.twitter.com/hzbKyrHDUn
家族との会話やコミュニケーションが増える
犬と暮らし始めると家族で共通の話題ができやすく、毎日の会話が増えてきます。「
「今日散歩に行った時に同じ犬を連れた人に話しかけられたよ」
「今朝初めてお座りができた」
など犬に関する話題が多くなり、犬を飼ったことでドッグランやキャンプ、旅行に行く話題や計画なども増えるかもしれません。
今まで会話があまりなかった家族にも、「犬がきっかけで会話が増えた」という方はたくさんおられるのではないでしょうか。
うちもそうです。わんこを飼い始めて6年ですが、家族みんな犬の話ばかりですし、昔から父とは殆ど会話が無かったのですが、わんこが家に来た事に寄って少し話しやすくなりました。家族間の空気を和らげてくれる愛おしくて頼もしい存在です。ただ犬に対する価値観の違いで衝突する事もあります💦
— まっこい (@makoimakkoi) January 23, 2023
犬を飼うデメリット
犬を飼う事は様々なメリットがありますが、良い事ばかりではなくデメリットもあります。
飼ってから後悔しない様に、デメリットも知っておきましょう。
お金がかかる
軽い気持ちで犬を飼うと意外とお金が掛かる事に驚く方もおられます。
そこで犬を飼った時に必要な費用をあげてみました。
犬にかかる費用
- ドッグフード(毎月)
- 畜犬登録(1回のみ)
- 狂犬病の予防接種(1回/年)
- 動物病院
- トリミング
犬を飼った時には市町村や保健所に登録する必要があり、その登録料のほか固定費として毎日のドッグフード代が必要になります。
毛がのびる犬種の場合には定期的にトリミングが必要になり、去勢や避妊手術のほか、万が一犬がケガや病気など体調を崩した時の動物病院での医療費なども掛ります。
他にも散歩の為のリードやお部屋でのペットサークル、おもちゃなどが必要になる場合もあるでしょう。
必要になるお金の事もよく考えたうえで、犬を飼う飼わないを判断しましょう。
犬が病気になって改めて感じる。
— 久美@ただのデブ (@kumi_tnkoo) January 26, 2023
安易な気持ちや衝動的にペットを飼っちゃいけない。
癒されるし、毎日が楽しい。でも、想像してる以上にお金が掛かる。
日々の食費やペット用品代、予防接種代、保険料、病気になれば医療費がかかる。
どうやら我が家は、これから医療費が月7万くらいかかるようだ🤔
毎日散歩するのが大変
犬を飼い始めた頃は楽しかったはずの散歩も、時が経つにつれて面倒に思えてくる方もおられます。
夏の暑い日や真冬の寒い日、雨が降る日にもトイレや運動などのために散歩に連れて行かなくてはなりません。
1人暮らしの場合は「体調がすぐれない日」や「お仕事が早かったり、遅くなる場合」にも散歩に連れていく必要がありますのでそれが負担に感じる場合もあるでしょう。
ずっと家にいる犬は散歩を楽しみにしているんだよ。
福井市の雪は30センチ程です。犬の散歩も大変そうです。
— ヒロユキ@土地家屋調査士 (@hiroyuki_hirune) January 26, 2023
以前、シーズーを2匹飼っていて♂の方はトイレのための散歩が必須でした。
雪の中散歩をしていると近所の人が「あら、ワンちゃん、雪の中大変ね」と声をかけてくれるのですが、いつも「大変なのは人間なのよ」と心の中で呟いていました。😅 pic.twitter.com/d1CWDUKoU9
家族旅行に行きづらくなる
犬を飼いだすと旅行や遠出に出掛ける場合「犬を連れていく」か「犬を預けていく」のどちらかになります。
ペットと一緒に泊まる事ができる温泉宿もありますが、行きたいところに条件に合う宿があるとは限りません。
その場合、ペットホテルなどを利用する必要があります。
新幹線や飛行機などの公共交通機関を利用した旅行には犬を連れていけないので、一緒に旅行に行く時には自動車での移動のみになります。
犬は可哀想だけど、やっぱり犬と暮らすことを決意した時点で長期の旅行は十数年諦めないといけないな…
— ほー (@hoppe_v) January 25, 2023
ペットホテルだってしんどい犬もいるかもしれないし。長くても20年くらいしかない犬生に自分の20年くらいを捧げる気持ちじゃないと飼うなんて決めたらいかん。 https://t.co/rejfrC7Y4A
シニア犬になると介護が必要になる事も
若い成犬の頃は元気に走り回っていた犬も、年齢を重ねると老いによって自分で出来ない事が出てくる事があります。
犬が自分で排泄できなくなったり吠える事が増えたりするなどして介護が必要になると、飼い主さんの生活環境に変化が生じて大きな負担がかかる事もあります。
家族としてして一緒に暮らしてきた犬のため、できればご家族で協力して最後までしっかりと寄り添う様にしましょう。
小型犬に比べて大型犬になるほど介護は大変になるしね。
様々な予防や治療ができるようになり犬の寿命が伸びて介護が当たり前に。
— みやうち沙矢 (@saya_miyauchi) January 27, 2023
私は大型犬の坊がここまで生きてくれると思ってなかったし、歴代全員ガンで亡くしてるので、兄くんが2回もガンを克服したことも兄弟して初めて老衰を経験させてくれるのかもと本当に嬉しいです。
同時に凄く大変。それも本当。 pic.twitter.com/mWAjIIJwiL
環境別犬を飼う注意点
ここからは犬を飼う時に知っておきたい事や、注意するべき事を飼い主さんの環境ごとにお伝えしていきたいと思います。
共通の注意点
犬を飼うときに必ず必要となる事や、全ての飼い主さんに共通する注意点を紹介します。
犬の鳴き声や万が一噛みついてしまった場合など、近隣トラブルになる場合もありますので、子犬のうちにしっかりと「しつけ」をしておく必要があります。
犬を飼うには飼い主さんにもマナーやモラルが必要になってきます。
そして毎日の散歩の時に地域とのつながりが生じてきます。
散歩中に他の犬や人に威嚇したり吠え続けたりする事が無い様に、そして排泄物をきちんと持ち帰るなどマナーを守った飼い方を心掛ける必要があるでしょう。
家族で犬を飼う時の注意点
家族で犬を飼うメリットは子供に対して「命の尊さの教育」と「感情豊かな成長」があります。
犬の散歩や餌やりなどのお世話を通して、命の尊さや思いやりといった大切な事を学ぶことができます。
そしてもう一つは、犬に愛情をもって接すると犬は尻尾をふって喜んで答えてくれます。
この様な事を日常的に体験する事で、感情豊かな子供に育つ手助けにもなるでしょう。
夫婦が共働きの場合はもちろんですが、そうではない場合もお子さんに率先して犬の面倒に参加してもらうと良いでしょう。
逆にデメリットは「犬アレルギー」と「家族旅行に行き辛い」という事でしょう。
家族に犬アレルギーがあると衛生的にしていてもアレルギー症状がでてしまいます。
また、たとえば家族でテーマパークなどに旅行に行く時にはペットを預ける必要があり、その間愛犬に寂しい思いをさせる事になるかもしれません。
\ 家族で犬を飼う注意点 /
- 子供が小さい頃は特に小型犬や、性格が穏やかな犬種を選ぶ
- 家族みんなで協力してお世話をする
- 抜け毛をこまめに掃除るなど衛生面に気を付ける
1人暮らしで犬を飼う時の注意点
社会人の1人暮らしで犬を飼っている人も少なくありません。
一人暮らしの方が犬を飼うメリットのひとつは「家に帰ると犬があなたの帰りを待ちわびていてくれる」事でしょう。
仕事で疲れて帰った時にしっぽを振って駆け寄ってくれるだけで癒されるのではないでしょうか。
逆にデメリットは「代わりに世話をする同居家族がいない為、泊りの旅行に行きにくい」「毎日の散歩を1人で行く必要がある」事でしょう。
\ 1人暮らしで犬を飼う注意点 /
- 仕事の都合で朝早くから夜遅くまで残業があっても朝晩の散歩が必要
- 万が一犬の体調が悪くなった場合には仕事を休むなどして動物病院に連れて行く必要がある
- 高齢者の方の場合、中型犬や大型犬の散歩で引っ張られて転倒のリスクがある
犬を飼う・飼わないの判断基準
犬を飼うのか飼わないのかを決める時の判断基準となる項目を挙げてみますので、ぜひチェックしてみて下さい。
ポイント
- ご自宅は犬を飼える環境ですか?(ペット不可の賃貸ハイツなど)
- 根気よくしつけをしていく意思がありますか?
- 犬にかかるお金、経済的余裕がありますか?
- 毎日の散歩など犬にかける時間を確保できますか?
- 飼い主であるあなたは健康ですか?(長期の入院などの不安材料はないか)
まとめ
犬を飼う事で得られるメリットはたくさんありますが、その原点は「癒し」ではないでしょうか。
犬は人間に温かさを求め、人間は犬に癒しを求めているのかもしれません。
そういった意味では犬を飼う事は、人間だけでなく犬にもメリットがあると言えるでしょう。
犬との信頼関係を築くためには犬とのコミュニケーションが欠かせませんが、仕事などが多忙で十分な時間を割くことが出来ない状況で犬を飼うと、あなたにも犬にとっても良い事ではありません
「かわいいから」「友達が犬を飼っているから」などといった感情だけで判断せずに犬を飼うメリットだけでなく、デメリットもよく考えてから犬を飼う事を決める様にしましょう。